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イタリア料理の一番いいところは、とっても簡単で合理的、しかも美味しいところです。

100年前の農家の主婦でも作っていたレシピがたくさんあるので、簡単なのは当然です。当時の主婦なんて、私たちとは比べ物にならないほど、忙しかったのでしょうね。

身近に手に入る材料、つまり野菜が豊富だからヘルシーで、おそらく美容にアンチエイジングにも最適なはずと信じています。

イタリアのシンボルのような野菜、トマトを使ったソースは基本中の基本。これさあれば、どんな食材でも美味しいイタリア料理に変身します。

いつも必要量の3倍くらい作って、冷蔵庫に保存しています。忙しい人には特に重宝します。

夏であれば旬のトマトを使ってつくるのだけど、冬の間は、もっぱらトマトの水煮缶や、パッサータ・ディ・ポモドーロという水煮缶のトマトを濾してソース状になったものを使います。

市販のトマトの水煮缶の材料は、トマトと塩のほかにクエン酸(ACIDO CITRICO)が加わる商品がほとんどなのですが、パッサータ・ディ・ポモドーロは、トマトと塩だけが材料の商品が簡単に見つかります。

基本のトマトソース

【材料】
・トマト水煮缶 1
・香味野菜のみじんぎり 大匙2
  にんにく 
  タマネギ 
  人参 
  セロリ 
・アンチョビ 1尾
・エキストラヴァージンオリーブオイル
・バジリコ

【作り方】
1.トマトの水煮缶を使う場合、私は濾します。(漉すのが面倒くさければ、トマトをフォークで潰したり、包丁で1㎝角くらいに切って小さくします。

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2.香味野菜(タマネギ、人参、セロリ、にんにく)をみじん切りにして、EVオリーブオイルで弱火で炒めます。

私は、玉ねぎ1個、人参1本、セロリ1本、にんにく2個、というように、切りのいい量で炒めておきます。そして、小分けにして冷凍庫にストックしておくと便利ですよ。いろんな料理に使えます。

2.香味野菜に、アンチョビも融かすように炒めます。

3.トマト、バジリコを加えて弱火で少し煮詰めます。塩味を調整してできあがりです。

よく日本のレシピ本では「スープの素」が入りますが、そんな化学調味料は必要ありません。もし、もっとコクが欲しければ、アンチョビや香味野菜の量を増やしたり、唐辛子を少し加えたり、もしくは、食べるときにパルミジャーノ・レジャーノチーズを加えてみてください。

パルミジャーノ・レジャーノの皮の部分を加えると、ものすごくコクがでますよ。

また、私は普段はバジリコを香り付けに加えますが、冬の間は乾燥オレガノを使います。

ローズマリーを入れるという人もいます。ティモもいいかも?

いろいろハーブを試して、お気に入りの味を探してみてください。

このソースは、スパゲッティに和えるのはもちろん、焼いたお魚やお肉に加えても美味しくなります。

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残りごはんに混ぜ合わせてオムライスを作るのにもピッタリ。市販のケチャップより、ずっと美味しいこと請け合いです。

多めに作るときは、できたてを清潔なガラスの瓶にいれて、蓋をしてから逆さまに置いておけば、きちんと密閉状態になります。湯煎にかけなくても大丈夫です。

このトマトソースがあれば、パスタを茹でて絡めるだけでちゃんとした食事ができます。BUON APETTITO!