こんにちは。

今日は、またまたオリーブオイル、
缶入りのオリーブオイルの保存方法についてです。

というのも、観光でローマにいらしたお客さまが、
お土産に選ぶのは、絶対に缶入りだからです。

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缶入りは軽いうえに、割れる心配がなくて、
しかもビン入りに比べて値段もお得。

ところが缶入りって、
保存に関していうとNGなんです。

というのも、いったん開封してしまうと、
どうしても中に空気が入ってしまいますね。
オリーブオイルの大敵、酸素が。

ただでさえ、オイルは酸化しやすいですが、
さらに缶はビンと違って酸化しやすい性質があるので、
二重によくないのです。

缶入りは一度開封したら、
すぐに色の濃いガラスの瓶に移す!


というのがお約束です。

もし100ミリリットルくらいの小さな缶で、
2週間くらいで使い切ってしまう、
というのなら大丈夫かもしれませんが、
せっかく大切に作られたオイルなのですから、
こちらも、大切に使いたいものです。

私も最近、
生産者組合がやっている週末だけの市場で
缶入りのオリーブオイルを買ってしまいました。

Rosciola(ロショーラ)という
ローマに古くからある土着品種の単一品種のオイル。

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初めて味見してみると、
りんごのようなフルーティな香りで、苦みが少なく、
それでいて、ちゃんとピリッとした辛味もいい感じにあって、
美味しい!

ローマの南、カステッリ・ロマーニという
古代ローマ時代の皇帝や、ローマ法王、貴族などに、
夏の避暑地として愛された地方で作られたオリーブオイルです。

ところが、ビン入りが売り切れていたので、
1リットル入りの缶で購入しました。

移し替えようと思ったけれど、
市販のオイル用の容器はどうしても酸素がたくさん入るので、
酸化して美味しくなくなります。

イタリアの良質なオリーブオイルの生産者は、
酸素が入りにくい精巧な蓋のついたビンに入れて販売しているので、
最初っから、500ミリリットルくらいのビンで購入して、
美味しいうちに使い切る、というのが理想的な買い方です。

l今回はしょうがないので、
空きビンを洗って、干して、入れ替えて、少しこぼして・・・

最初っから、ビンで買いたかったと、しみじみ思ってしまいました。

ビンに移し替えたオリーブオイルも、
直射日光の当たらない、涼しい場所で保管してくださいね。

そして、美味しいうちにさっさと使う、
これにつきます。