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ローマの名物料理カルボナーラは、シンプルで簡単に作れる人気のパスタ。今年も4月6日のカルボナーラの日がやってきました。

カルボナーラはローマの名物パスタだけど、観光客用というわけではなくて、イタリア人も本当に大好きなパスタなので、ローマではどこのレストランでもはずれがなく美味しく食べることができます。

まあ、カルボナーラと言っても、人によっていろんな作り方があるけれど、最近思うのは、日本人にはスパゲッティ・カルボナーラがお口にあうようです。

パスタって不思議なことに、和えるソースが一緒でも、パスタの形が違うだけで全然味が違うのです。

イタリア人シェフの中には、「カルボナーラはショートパスタ!スパゲッティは観光客向けだ!」というこだわりのある方もいらっしゃるくらいで、イタリアではリガトーニというショートパスタを合わせるところが結構あるのです。

ローマにあるロショーリというレストランも、カルボナーラが美味しいレストランとして日本のテレビでも結構取り上げられる有名店ですが、ここもリガトーニ・カルボナーラなのです。もし、ローマで本場のカルボナーラを食べたいと思ったら、事前にパスタの種類を確認したほうがいいかもしれません。

もしリガトーニパスタが手に入るようなら、ぜひ一度作ってみて食べ比べてみると結構面白いかも。

しっかりと歯ごたえがあって、ボリュームたっぷり、という気分になるような気がします。


ところで、昨年も書いたカルボナーラの日についての記事

この中で、「カルボナーラにはオリーブオイルは使わない」主義のシェフの話を書いているのですが、オリーブオイルソムリエになった今、改めてそうだな、と実感しています。

というのも、オリーブオイルは今も昔も貴重品。というより、今のような安いオリーブオイルというのがなかった時代、もっと高級品だったのですね。

そのために、グアンチャーレという良質な脂があるのだから、わざわざ貴重なオリーブオイルまで加えたはずはないのです。ローマの料理はいわゆる庶民の料理。レシピの中に、生ハムの脂身とかまで加えるカロリーたっぷりの料理だと思っていたのですが、たぶんそれは、オリーブオイルの代わりに、安い脂身を使っていたのでしょう。

今は上質なエキストラヴァージンオリーブオイルが簡単に手に入るいい時代。その分、カロリーたっぷりのグアンチャーレの量は少し減らして、仕上げにストロングなタイプの美味しいエキストラヴァージンオリーブオイルを回しかけると、よりヘルシーによりおいしくなるはずです。

コショウがたっぷり入るので、プーリア州のコラティーナ種のオリーブオイルがおすすめです。



もちろん上質なグアンチャーレの脂はすごく美味しいので、悩ましいところです!